社員インタビュー
監督・演出片桐 崇
2015年入社
片桐 崇
制作、設定制作、演出を経て、『劇場版 SPY×FAMILY CODE:White』で監督デビュー。好きなものは、お笑い・育児・サッカー観戦、苦手なものは、甘い炭酸飲料(コーラは好き)
アニメーション監督の仕事内容を教えてください。
片桐
監督の一番大きな仕事は、その作品をどういう風に作るかを決めることです。全てのスタッフが同じキャラ、同じ色、同じ背景を描くための指針を決めていくのです。監督は多くの人と関わりますので、みんながバラバラなものを作らないように作品のコンセプトを伝えることがメインの仕事です。
片桐さんは制作進行から演出、アニメーション監督へステップアップしていきました。その過程について教えていただけますか?
片桐
はじめは演出志望としてWIT STUDIOに入社しました。4年程制作進行や設定制作をやりながら、アニメーション制作の知識を深め、絵の勉強をしていました。その中で『Hello WeGo!』で演出をされていた益山亮司監督や、『GREAT PRETENDER』の鏑木ひろ監督に指導していただく機会を得て、『バブル』『SPY×FAMILY』で演出をさせていただくことになりました。
荒木哲郎監督や古橋一浩監督のもとで長く作品に携わらせていただき、アニメーション監督としての振る舞いを学ばせていたことが大きな経験となって、『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』で監督デビューをさせていただきました。
アニメーション監督として、どういうことを大事にしていますか?
片桐
『恋は雨上がりのように』という作品で設定制作を担当していた時、渡辺歩監督が描いた1話のコンテを見て、まるで雷に撃たれたかのような衝撃を受けました。レイアウトの美しさ、芝居のみずみずしさに心が震えたのです。コンテをスキャンする手がブルブル震えだし、目頭が熱くなったのを昨日のことのように覚えています。
作品だけではなく、肥塚正史さんや田中洋之さんが僕を演出になれるように働きかけてくれたことにすごく感謝しています。そういう人生を決定づけられるような作品や人との出会いがWIT STUDIOにはあると思っています。
WIT STUDIOならではと思う魅力を教えてください。
片桐
ひとつは作品の完成度が高いということです。スタッフの熱量がどの作品も非常に高く、どの作品も作画の描き込み量がすごい。ジャンルの垣根を超え、全ての作品がしっかりとしたクオリティで完成していることは大きな魅力だと思います。
もうひとつは素晴らしいアニメーションを作ってきたクリエイター、スタッフが今もWIT STUDIOに在籍していることです。アニメーション業界を代表するようなクリエイターが数多くWIT STUDIOで活躍していて、新たな歴史を刻み続けている姿を間近で見て学ぶことができる。これは大きな魅力だと思います。
WIT STUDIOはどういうスタジオだと思いますか?
片桐
WIT STUDIO最大の強みは、高いクオリティのアニメーションを作り続けているスタジオである、ということです。長い期間その熱量をキープできていることはすごいことだと思っていて、スタジオが成熟し大きくなったんだということを感じています。
プロデューサーを増やし、制作を増やし、クリエイターを増やして、増えたスタッフですごい作品を作るという相乗効果が生まれている。それを常にキープし続けられている雰囲気や熱量があるスタジオだと思います。
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